SFCとは 旅のクオリティを劇的に上げるその威力とステータス獲得方法

こんにちは。万次郎です。今日は、世界で夜遊びをしていくうえで非常に重要になってくるSFCについて解説します。少々長いですがお付き合いください。

SFCについて解説しているブログはたくさんあります。これらのブログでは、数多くあるSFCのメリット、その全てを実に丁寧に解説してくれています。が!正直言って我々にとっては大して意味のない特典も多くあります。みなさん家族カードとか要りますか?万次郎は要りません(笑)。何ごとも濃淡が重要。みなさんにとって意味の大きいものを中心に解説したいと思います。

SFCとは

Super Flyers Card の略です。このカード、あるいはこれを持っている人のことをSFCといいます(ANA公式では「スーパーフライヤーズ会員」)。ANAの上級会員の一種で、様々な特典があります。夜遊び大好きピーポーにとって重要かどうかという視点からみていきましょう。

重要度Sの特典

絶対欠かすことのできない特典です。

1位:国際線特典航空券の優先

最重要です。ANAの平会員と比べるとはるかに特典航空券が取りやすくなります。以下の記事で解説する「陸マイラー活動」とは車の両輪の関係にあります。

陸マイラー活動 年間10万マイルをためてビジネスクラスでFKKツアー!!

2018.05.10

2位:ラウンジの利用

日本発の便では、ANAラウンジでビールを飲んだり食事をしながら搭乗時刻を待つことができます。旅全体のクオリティを上げるのに外せません。ANAラウンジの様子は別に紹介したいと思います。
SFCの資格を取得すると、同時に「スターアライアンスゴールドメンバー」の資格も取得できますが、海外発の便に搭乗する前はスターアライアンス加盟航空会社のラウンジが利用できます。SFCが利用できるマニラやシンガポールのラウンジの様子は別の記事でご紹介します。

3位:プレミアムエコノミーへの変更

ANAの説明によると以下の通りです。

ご搭乗手続き時に空席がある場合、エコノミークラス運賃から追加料金なく国際線「プレミアムエコノミー」をご利用いただけます

つまり、オンラインチェックイン時に、空いてさえいればエコノミーからプレミアムエコノミーに無料で変更できるということです。プレエコは高い割にビジネスクラスほどの特別感がなく、中途半端で予約がいっぱいになることは少ないので、変更できる可能性はわりと高いです。
当然ですが、この特典が活きるのはプレミアムエコノミー設定路線のみ。バンコク、ジャカルタなどが好きな方には超重要です。 一方、マニラ路線や上海路線はプレエコの設定がないので、この恩恵にはあずかれません。その点で3位に甘んじていますが、活きれば超強力な特典であることは間違いありません。
なお、ドイツやメキシコのような長距離路線では初めからビジネスクラス特典航空券を押さえた方がよいと思います。好みにもよりますが、プレエコへのアップグレード狙いでエコノミーを取るのはちょっと怖いですね。

重要度Aの特典

最重要ではないものの、旅の快適さが上がる特典などです。

1位:専用保安検査場の利用

保安検査で専用レーンが使えます。これが効くのは特にGWや年末年始などですね。こういった時期は保安検査を待つ列がとんでもない長さになり、そこへ某国人が割り込んできたりしてストレスがたまりますが、長い列を横目に専用レーンが使えるのは大変ありがたく、それなりに優越感も。ただ日本発の便でしか使えません。その意味では2位と同じく片手落ちですかね。

2位:優先チェックインカウンター

時間を有効に使うため、荷物はすべて機内持ち込みにすべきですが、となると日本発の便ではオンラインチェックインとモバイル搭乗券を利用することになるので、そもそもチェックインカウンターに寄らないわけですから、この特典はあまり意味がありません。ただし、海外発の便ではモバイル搭乗券に対応していない空港が多いためチェックインする必要があり、そちらでは恩恵があります。例えばマニラのニノイ・アキノ国際空港など、多くの空港がこれにあたりますね。

3位:アップグレードポイント

上級会員になると、獲得PPに応じて「アップグレードポイント」なるものがもらえます。これを利用するとエコノミーからビジネスにアップグレードできる・・・のですが、この条件がかなり厳しい。はっきり言って、これをアップグレードに使うのは至難の技です。このポイントは「スカイコイン」という航空券代の支払いに使えるものに交換できるので、これに落ち着くことになるのでは。これについては別の記事で考察したいと思います。

4位:フライトボーナスマイル

フライトの度にボーナスマイルがもらえます。詳細は以下で解説しますが、プラチナステイタス中は90-105%、平のSFCになった後は35-40%。かなり大きいんですが、これはお金を出して航空券を買ったときの話で、陸マイラー活動により特典航空券をとる場合はあまり関係がありません。海外出張が多い人なんかはおいしいかもしれませんね。

5位:優先搭乗の案内

飛行機への搭乗が優先されます。順番は、子連れなど→ダイヤモンドステイタス→プラチナ・SFCとなり3番目ですね。メリットは手荷物の収納場所が確保できるということと、行列に並ばなくてもよいということでしょうか。そこまで重要ではないかもしれません。プラチナとSFCは結構人数いますしね。

重要度B以下の特典

人によっては必要かもという程度。ここは大胆に省略して特典の列挙にとどめます。

  • プレミアムメンバー専用サービスデスク
  • 国内線座席指定の優先
  • 予約時の空席待ちの優先
  • 手荷物受け取りの優先
  • 手荷物許容量の優待
  • 空港での空席待ちの優先取り扱い
  • マイカー・バレーの優待(成田空港)
  • 羽田空港駐車場の優先予約
  • 香港国際空港の優先レーン   
  • マイルからANA SKY コインへ特別倍率で交換
  • IHG・ANA・ホテルズグループジャパンでの優待
  • スーパーフライヤーズ会員オリジナルネームタグ
  • プレミアムメンバー限定ANAセレクション
  • ライフスタイルマガジン『ana-logue』
  • 会員限定手帳・カレンダーのプレゼント

詳細は以下の公式情報から。あんまり見なくてもいいと思いますが・・・。
https://www.ana.co.jp/amc/reference/premium/service/sfc.html

SFCステータスを獲得するには

さてこのSFC、どうすればこの資格をゲットできるかですが、超ざっくり言うと以下のような流れになります。

  1. 飛行機にたくさん乗って「プレミアムポイント」(以下PP)をたくさんためる(通称「SFC修行」)
  2. 必要なクレジットカードを発行しておく(SFC修行後にSuper Flyers Cardになるものです)
  3. 必要なPP(50,000PP)が貯まったらSFCの申し込みをする
  4. Super Flyers用のクレジットカード発行!SFCに!

キモは上記1です。PPとは何でしょうか。ANA公式によれば以下の通りです。

プレミアムポイントは、お客様が1年間にご利用いただいたANAグループ運航便や、スターアライアンス加盟航空会社ご搭乗分について、マイルとは別に積算されるポイントです。毎年1月-12月に獲得されたプレミアムポイント数に応じて、翌年度のプレミアムメンバーのステイタスが決まり、ステイタスごとのサービスをご利用いただけます。

https://www.ana.co.jp/amc/reference/premium/premium-point/

要はANAの上顧客かどうかを測る指標ということですね。したがって航空券の購入に使用できるといった類のものではありません。ほんとに指標です。

そして、SFCとは何か。改めて確認しましょう。ANA公式によればこうです。

スーパーフライヤーズカードは『ダイヤモンドサービス』メンバー、または『プラチナサービス』メンバーのお客様がお申し込みいただけるクレジットカード機能付・年会費有料のカードです。

ANAの上級会員にはダイヤモンド・プラチナ・ブロンズの3種類がありますが、これらはすべて1年更新です。特典のメリットとしてはダイヤモンド>>プラチナ>>>>>>ブロンズという感じです。
一方、SFCは一度その資格を取得すると、クレジットカードの年会費を払い続ける限り継続します。そして、その特典のメリットは「準プラチナ」という感じで、具体的には上記に挙げたものです。

1年更新のプラチナステイタス維持には50,000PPが必要になります。そして、50,000PP稼ぐのに必要な費用はというと・・・ざっくり30万円から50万円ほどです。これを毎年のように続ける・・・のはちょっと無理ですよね。だがしかし!公式の説明にある通り、プラチナステイタス中にSFCに申し込んでしまえば・・・なんと年会費を払うだけで、つまり毎年のように50,000PPを稼ぐ必要なく、一生涯、死ぬまで、「準プラチナ」のサービスが受けられるのです。これが威力絶大、SFCです。プラチナとSFCの違いについては別の記事で確認したいと思います。まあ有意な差はほとんどありませんが。

では、上記1-4をひとつずつみてみましょう。

1.SFC修行で50,000PPをためる

上記の通り、ANAのステイタスは毎年1月から12月に獲得したPPにより決まります。1年間の間に50,000PPを稼ぐ必要があります。このうち半分の25,000PPは提携航空会社ではなくANA便である必要があります。
そもそもSFCは、高頻度で出張や旅行で飛行機に乗る人たちを囲い込むためのサービスで、ナチュラルにPPが「たまった」人たちに付与することが想定されています。これに対し、PPを意図的・計画的に「ためる」人たち、これがSFC修行をする「修行僧」です。つまり、出張や旅行ではなく、上級会員になることを目的に飛行機に乗ることをSFC修行と呼ぶわけです。

結論からいってしまうと、SFC修行で効率がよいルートというのは限られています。修行僧からアツい支持を集めているのは次のようなルートです。

(1)羽田ー那覇往復

別途解説しますが、国内線は効率よくPPをためることができます。そのなかでも長距離路線の羽田ー那覇は稼ぎ頭で基本中の基本といってもいいでしょう。国内線のビジネスクラスに相当するプレミアムクラスが予約できると搭乗回数をグッと少なくできます。

(2)那覇ーシンガポール往復

「那覇→羽田→シンガポール→羽田→那覇」という航空券をゲットし、さらに東京在住であればこれに羽田ー那覇往復を加えるルートです。一連の旅程で大量PP獲得が可能になるので修行僧に親しまれています。チャンギ国際空港を示す3文字コードが「SIN」で、滞在数時間で現地に「タッチ」だけしてくる様から、「SINタッチ」と呼ばれたりもします。まあ正気の沙汰ではないですね(笑)。

(3)クアラルンプールー羽田(海外発券)

海外発券はその名の通り出発地が海外になります。「羽田→クアラルンプール→羽田」ではなく「クアラルンプール→羽田→クアラルンプール」になるということです。まっとうな旅行者にとって海外発券は馴染みがありませんが、圧倒的な効率の良さを誇るため近年非常に注目されているルートです。

(4)エアチャイナのビジネスクラス

エアチャイナのビジネスクラスは、直行便ではなく北京経由などにはなりますが、価格が手頃で効率よくPPをためることができます。50,000PPの半分は提携航空会社の利用で獲得してもOKなので、海外発券と組み合わせるなどして活用したいところです。

修行のスタイルとおすすめ修行

修行のスタイル

修行スタイルは大きく2つに分けることができます。

  • コスパ重視

とにかく安く、効率よくPPを稼ぐ方法です。効率には費用的な効率と日程的な効率がありますが、仕事を持っている人はバランスを取りながらということになるかと思います。

  • 夜遊びをしながらのエンジョイ派

ただ飛行機に乗るだけではつまらない、せっかくなので夜遊びと絡めて修行したいという人向けの方法です。

ちなみに、前述の30万円から50万円という数字の振れ幅は修行スタイルによるものです。エンジョイ派の方が費用はかかります。

おすすめの修行

極端なことを言えば、羽田ー那覇をプレミアムクラスで9回往復すると51,480PPとなり50,000PP達成(通称「解脱」)です。ただですね、よっぽどの飛行機好きでない限り、これはあんまり楽しくないんですよ。我々全国800万(大嘘)の夜遊びピーポーとしては、夜遊びをしながらも、極力効率のよいルートを探していきたいところです。要は上記2つの折衷スタイルですね。

ズバリ!おすすめは以下です。

 海外
  •  エアチャイナのビジネスで行くジャカルタ パラダイススパ遊び
  • エアチャイナのビジネスで行くホーチミン 置屋&スパめぐり
  • ANA那覇ーシンガポール&羽田ー那覇往復 ゲイラン置屋遊び
 国内
  •  羽田ー那覇往復 那覇で辻のソープ遊び
  • 羽田ー那覇ー関空ー那覇ー羽田 飛田新地か福原ソープで遊び
  • 羽田ー千歳 すすきのソープで遊び(効率はイマイチ、PPの調整用)

どうですか。高まるでしょ。万次郎としてはエアチャイナのジャカルタ修行とホーチミン修行がおすすめですかね。

SFC修行については別の記事で詳しく解説します。興味のある人はそちらから。

詳解 夜遊びピーポーのためのSFC修行

2018.05.12

陸マイラー活動との先後

50,000PPをためるには、持ち出しで航空券を購入すると前述の通りざっくり30万円から50万円かかります。この持ち出しを減らすため、先にある程度「陸マイラー活動」をこなしてANAマイルをため、これをスカイコインというチケットの購入に充てることができるポイントに交換する、という方法もあります。ですが、万次郎的はこの方法を選びませんでした。理由は次の2つです。

  • 早くSFCが欲しかった(陸マイラー活動で必要なスカイコインをためるにはかなりの期間が必要)
  • マイルは特典航空券に使いたかった(マイルからスカイコインに交換すると、1マイルの価値があまり高まらない)

改悪がない限り30万円から50万円で一生のステータスが得られるわけですから、自分の年齢も加味すると十分リターンのある投資だと判断し、万次郎は持ち出しで修行することにしました。修行シーズンは1月から始まりますが前年12月のボーナスを航空券の購入に充てたような格好でした。
このあたりはまあ好みですね。1マイルの価値については別の記事で考察したいと思います。

2.Super Flyers Cardに進化させる母体となるクレジットカードを発行する

これもかなり重要です。上記の通り、SFCはクレジットカードです。つまり、発行には審査があります。この審査に落ちてしまうと、そもそも修行の意味がなくなってしまいます。その意味では先にカードを発行しておく方が安全だと思います。逆に、母体となるカードが発行できていれば、SFCに切り替えるときは審査がありません。単純な「切り替え」です。カード番号の変更もありません。年会費の請求月も変わらずです。

さて、発行すべきカードですが、基本的には「ANAワイドゴールドカード」、これ一択です。理由は別の記事でご紹介しますが、SFCの母体となるだけでなく、陸マイラーとしてマイルを効率よく貯めるためにも有効だからです。ちなみに、現状最も効率の良いLINEポイントルートというマイル交換ルートでは三井住友VISAカードが必要になりますが、ANAワイドゴールドカードの発行元は三井住友VISAなのでこの点もクリアできます。

ただし、審査に不安がある場合は「ANA一般カード」にしておいた方が無難ですね。SFCの資格をゲットすることが優先かと思います。ちなみに、陸マイラー必携のソラチカカードはSFCに切り替えることができませんので注意してください。

ANA一般カードから切り替えると「ANAスーパーフライヤーズカード(一般カード)」に、ANAワイドゴールドカードから切り替えると、ANAスーパーフライヤーズ ゴールドカード進化します。進化した後のカードのスペックは以下をご覧ください。ゴールドは年会費15,000円+税と高額ですが、上記記事の通り「マイ・ペイすリボ」に登録すれば11,500円+税まで下がります。ポイント還元率を考えると十分元は取れます。
https://www.ana.co.jp/amc/reference/premium/sfc/

3.SFCの申し込みをする

50,000PPがたまり、SFCの母体となるカードが発行できていれば、このあとは簡単。ヌルゲーです。以下のページから「スーパーフライヤーズカード入会申込書」を取り寄せましょう。カード種別の選択が必要になります。
https://www.ana.co.jp/amcservice/amcimg/renew/sfc/

数日後、普通郵便で申込書が届きますのでサクッと返信しましょう。カード発行さえできていれば特に手間のかかるものではありません。

なお、以下のような申し込みは審査が必要になります。
【ANA一般カード → ANAスーパーフライヤーズ ゴールドカード】
まずはSFCの申し込みを完結させることが優先なので、このような申し込みはやめておきましょう。

4.Super Flyers用のクレジットカード発行!SFCに!

申込書の返信後、10日から2週間後くらいに簡易書留でSFCが届きます。これで晴れてあなたもSFC!ぜひこの後の旅を満喫してください。